教育研修体制
【新人司法書士の仕事内容と教育方針】
まずはみっちり司法書士業務(不動産登記、商業登記、相続業務)をマスターして頂きます。※教育体制は整っていますので、実務未経験者の方でもご安心ください。
事務所全員が新任の司法書士を“育てよう”という気持ちを持っている事務所ですので、未経験の方でも安心して頂けると思います。
また当事務所では、司法書士資格者に単なる書類の作成やチェックだけを任せるのではなく、1つの仕事を最初から最後までその担当者に任せることにしています。そのため、一定の実務スキルを身につけていただいた段階で、お客様とのやり取りや、場合によっては営業活動まで各担当者に任せております。
したがって、司法書士としてはもちろん、社会人としても早く成長していただけると思っています。
例:立会業務での教育スケジュール
【1ヶ月目】
・「立会とは何か」を理解していただきます。
・たくさんの書類を見てたくさんの人と会っていただきます(弊所登録司法書士に同行)。
・売買立会の前提の経験ともなる抵当権設定契約の場や抵当権抹消書類受取の場に複数回参加していただきます(弊所登録司法書士に同行)。
【2ヶ月目~3ヶ月目】
・1ヶ月目の内容に以下をプラスしていきます。
・立会の段取りを手伝っていただきます(電話打合せ、立会案内文書作成、見積書作成、登記申請書類一式作成)。立会は本番までの段取りが非常に重要です。特に電話での打合せが重要となります。この時期は、段取り力の向上の期間としております。
【4ヶ月目(司法書士登録手続)】
・自分で能動的に手伝った案件の立会に同行していただきます。弊所登録司法書士の立会をお見せします。この時期になると理解もかなり深まっているはずです。
【5ヶ月目以降(司法書士登録完了)】
・一人で打合せから立会まで通しでやっていただきます(弊所登録司法書士の指導の下)。
・一人で立会いが仕切れるようになるまでPDCAを繰り返し行っていただきます(弊所登録司法書士の指導の下)。
【所員個々人に対して】
・新入所員には2年目に「自分の力を存分に試せるようになって欲しい」と考えています。
・それを実現するためには、入所してからの1年間が基礎になります。私は1年間という時間を掛けて基礎固めを徹底的に行います。基礎の3つの要素をバランス良く育成したいと考えています。
①作業スキル
②資格者ならではのスキル
③社会人としてのヒューマンスキル
これら①②③すべてのスキルをバランス良く高め、それらの総合力で2年目に繋げて欲しいと思っております。
【トレーニング内容】
① 作業スキル
登記申請書、遺産分割協議書、契約書、その他一切の書類作成を徹底的にやります。
② 資格者ならではのスキル
立会(売買の立会、抵当権設定契約の立会、抵当権抹消受取の立会)などを徹底的にやります。
③ 社会人としてのヒューマンスキル
立会の段取りやコーディネートを徹底的にやり、面接を徹底的にやります。また、電話応対も徹底的にやります。
1年間通じて基礎固めを徹底的にやると2年目には加速度的に力がつきますので、その勢いを持って2年目に突入し自分の力を存分に試して欲しいと思っております。
自分主導が高まることによって自分自身の成長を実感して欲しい